第6章

第6章|初月の案件運営(品質・報告・利益のブレを止める)

この章のゴール

  • ゴール:初月の“事故”を潰して、安定稼働にする
  • 完了条件:☑ 品質基準3つ決定 ☑ 報告ルール決定 ☑ 利益ルール決定

🎥 本編動画

第6章|依存分散設計(深化版)

― 安定を“壊れない構造”に変えろ ―

はじめに

第5章であなたは安定を作った。

複数物件化。
継続設計。
外注標準化。

だがここで多くの人が止まる。

なぜか?

「今うまく回っているから」

そして気づいた時にはこうなる。

・1社に売上依存
・エース外注依存
・1エリア集中
・値下げ要求を断れない

これは“静かな崩壊”。

第6章の役割は、

安定を“本物”にすること。

第1節|依存は成功の副作用

依存は失敗者だけの問題ではない。

むしろ逆。

順調な時ほど依存は進む。

✔ 案件が安定する
✔ 同じ会社とばかり仕事する
✔ 同じ外注が楽
✔ 同じエリアが効率的

人は“楽”に流れる。

だが楽は集中を生む。
集中は依存を生む。
依存は恐怖を生む。

第2節|依存の4軸

分散は感覚ではなく、構造で管理する。

① 管理会社依存

危険ライン

売上50%以上を1社

理想ライン

・3社以上
・各社30%以内

改善アクション

・既存内横展開
・月1件テスト営業
・紹介導線設置

② 収益軸依存

原状回復のみで70%超は危険。

理想

・原状回復60%以内
・追加軸40%以上

追加軸例

・エアコン洗浄
・小修繕
・定期清掃
・巡回管理

③ 人材依存

エース1人80%担当は危険。

理想

・60%以内
・3人体制

改善

・予備外注確保
・手順書整備
・写真基準固定

④ エリア依存

1地域70%集中は要改善。

理想

・2エリア以上
・物件タイプ混在

第3節|数値管理テンプレ(毎月実施)

売上構成表

管理会社月売上構成比
A社480,00048%
B社320,00032%
C社200,00020%
合計1,000,000100%

判定:
40%超 → 注意
50%超 → 分散強化月

依存チェック項目

□ 1社50%超えていないか
□ 外注1人70%超えていないか
□ 1商品70%超えていないか
□ 1エリア70%超えていないか

2つ以上チェック → 行動強化。

第4節|分散加速プログラム(90日設計)

1ヶ月目

・売上依存率算出
・弱点特定
・小さな柱を1本作る

2ヶ月目

・既存顧客内拡張
・別担当者接点作り

3ヶ月目

・2社目月1件テスト
・隣接エリア案件獲得

“急拡大しない”
“静かに増やす”

第5節|心理の壁を壊す

依存を減らせない理由は1つ。

「切られたら怖い」

だが現実は逆。

依存しているから怖い。
依存しているから値下げを飲む。
依存しているから無理を受ける。

分散が進むとこうなる。

✔ 価格にNOが言える
✔ 無理納期を断れる
✔ 営業が攻めに変わる
✔ 心が静か

これが“経営者化”。

第6節|到達基準

✔ 管理会社3社以上
✔ 各社30%以内
✔ 外注3名体制
✔ 収益軸3本
✔ 2エリア稼働

ここに到達した時、

あなたは

“仕事をもらう人”ではなく
“仕事を選べる人”

になる。

第6章まとめ

第5章=安定化
第6章=恐怖の消滅

恐怖が消えた瞬間、
価格交渉は消える。

依存は自然に生まれる。
分散は意図して作る。

毎月、数値で確認せよ。

それが経営者の習慣だ。

✍️ 実践ワーク

ワーク1:品質基準(3つ)
1)【仕上がり基準】
2)【時間基準】
3)【クレーム予防基準】

ワーク2:報告ルール(固定)

  • 作業前:写真【 】枚
  • 作業後:写真【 】枚
  • 完了報告:当日【 】時まで
  • 報告先:LINE/メール【 】

ワーク3:利益ルール(最低ライン)

  • 最低粗利率:【 】%
  • 移動時間上限:【 】分
  • 追加作業は【追加見積/事前承認】で統一

✅ 実装チェック

□ 品質基準3つ決めた
□ 報告ルール決めた
□ 利益ルール決めた

特典資料

🎁 この章の実践ツール

・品質基準チェックシート
・報告ルール設計シート

このツールを使わない限り、講座は完成しません。

▶ ここまで完了。次は「運用・拡張」へ。