第4章|集客テンプレ作成(問い合わせ/見積/提案の型)
この章のゴール
- ゴール:提案がブレない“型”を作る
- 完了条件:☑ 返信テンプレ完成 ☑ 見積テンプレ完成 ☑ 提案テンプレ完成
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第一部|なぜ法人集客は難しく見えるのか
1|法人営業が怖い理由
怖いのは法人ではない。
“断られる自分”が怖いだけだ。
電話に出ない。
返信がない。
冷たい態度。
これを人格否定だと勘違いしている。
法人は感情で動かない。
損得で動く。
2|担当者営業の罠
多くの人がやるのは
“担当者に好かれる営業”
でも担当者に決裁権はない。
担当者は
・責任を取りたくない
・波風を立てたくない
・新規を増やしたくない
だから新規業者は通らない。
3|決裁者と話していない問題
社長は
・事故が怖い
・クレームが怖い
・空室が怖い
この3つで動く。
あなたはそこに触れているか?
触れていないなら、
読まれない。
4|法人は“信用”で動く
信用とは
✔ 実績
✔ 再現性
✔ 報告
✔ 事故ゼロ
価格ではない。
価格は最後の話。
5|価格競争に落ちる理由
差別化がない。
ポジションがない。
恐怖に触れていない。
だから比較される。
第二部|なぜ法人管理会社には、まだFAXが効くのか?
今の時代にFAX?
そう思う人もいる。
だが現場は違う。
法人管理会社は、
・物件オーナー対応
・クレーム処理
・原状回復手配
・業者発注
・見積やり取り
を同時並行で回している。
そして実務は今も
見積
発注書
注文書
FAX文化が残っている。
特に強いのは:
・従業員50名以下
・地場密着
・創業年数が長い会社
ここはまだ“現場文化”が生きている。
FAXが通用する業界
✔ 建設業
✔ 工務店
✔ リフォーム会社
✔ 不動産管理会社
✔ 解体業
✔ 設備業
✔ 塗装業
✔ 内装業
理由は単純。
FAXが日常業務だから。
逆に通用しない業界
✖ IT企業
✖ ベンチャー
✖ Web系
✖ D2C
ここに送っても無駄。
戦略は選択だ。
法人管理会社攻略モデル
フェーズ1:社長に刺す
手段:FAX送信状(改良版)
目的:
✔ 事務員を通過
✔ 社長確認を発生させる
内容は売らない。
「管理物件でこんな悩みありませんか?」
「空室クレームを減らす提案があります」
これだけ。
フェーズ2:証拠提示
FAXに入れる。
「施工事例PDFはこちら(QR)」
または
「空室改善レポート無料配布」
ここでLPまたはLINEへ。
今の時代は電話誘導ではない。
“証拠誘導”。
フェーズ3:物理DM追撃
FAX送信から1週間後。
✔ 封筒DM
✔ 代表名義
✔ 実績事例
信頼は接触回数で積む。
フェーズ4:電話フォロー(軽く)
売らない。
「先日資料お送りしましたが、届いておりますか?」
これだけ。
これだけでアポ率は変わる。
今の時代に刺さる切り口
法人管理会社に刺さるのは
❌ 安い
❌ 早い
ではない。
✔ クレーム削減
✔ 手戻りゼロ
✔ 入居率改善
✔ 施工報告の見える化
これだ。
結論
FAXは時代遅れではない。
“単独で使うと弱い”だけ。
FAXは
突破口。
組み合わせて使う。
現代版 法人攻略3段構え
① FAX(社長に届かせる)
↓
② 郵送DM(厚みを出す)
↓
③ 電話 or LINE誘導
これが強い。
正直に言う
FAXの母数は減っている。
だが競合も減っている。
だから刺されば深い。
第三部|FAX1枚型 完全分解
― 捨てられない1枚の設計 ―
1|なぜFAXなのか
何度でもいう。
今どきFAX?
そう思った瞬間に負ける。
法人はまだFAXを使っている。
理由は単純だ。
・紙で回る
・社内共有が早い
・決裁者の机に届く
・メールよりノイズが少ない
メールは埋もれる。
FAXは“物理的に存在する”。
この違いは大きい。
2|捨てられるFAXの特徴
・チラシ感が強い
・カラーで派手
・値引き強調
・写真だらけ
・文字が小さい
・売り込み臭が強い
法人はチラシを嫌う。
広告ではなく、
“提案書風”で出せ。
3|読まれるFAXの条件
読まれるFAXには条件がある。
- 白黒
- 文字中心
- 1枚完結
- 件名が明確
- 売り込まない
広告ではなく、
「情報提供」に見せる。
4|1枚完結の理由
2枚目は読まれない。
1枚で
・問題提示
・共感
・解決策
・連絡理由
を終わらせる。
長い説明は不要。
社長は忙しい。
5|社長は何を見ているか
社長が見るのは3点。
- リスク
- 再発
- 手間削減
安くなる話ではない。
事故が減る話だ。
6|件名の心理設計
件名で全てが決まる。
悪い例:
「清掃業者のご案内」
これでは読まれない。
良い例:
「原状回復後のクレーム削減について」
社長の恐怖に触れる。
7|1行目の破壊力
最初の1行で
読むか、捨てるかが決まる。
例:
「御社の原状回復後クレームを減らすためのご提案です。」
売り込みではない。
“御社のため”。
8|数字の使い方
数字は信頼を生む。
・3年間事故ゼロ
・再施工率1%未満
・報告即日提出
抽象は弱い。
具体は強い。
9|恐怖の使い方
恐怖を煽るのではない。
“共有する”。
例:
「退去後クレームは管理会社様の信頼低下に直結します。」
事実を言う。
大げさにしない。
10|解決の見せ方
問題提示だけでは弱い。
すぐに解決策を示す。
・工程写真付き報告
・完了チェックシート
・事故防止確認
具体に落とす。
11|実例全文(管理会社版)
件名:原状回復後クレーム削減のご提案
〇〇管理株式会社
ご担当者様
突然のFAX失礼いたします。
原状回復後のクレーム削減を目的とした施工設計を行っております。
退去後の軽微な手直しや再施工は、
御社の信頼低下や担当者様の負担増に繋がります。
弊社では
・工程写真付き報告
・完了前チェックリスト
・再発防止確認
を標準化しております。
売り込みではありません。
一度情報共有として
ご説明の機会をいただければ幸いです。
ご検討よろしくお願いいたします。
代表 〇〇
12|分解解説
件名 → 恐怖直撃
1行目 → 御社目線
中盤 → 問題共有
箇条書き → 具体
最後 → 売り込み否定
押していない。
これが重要。
13|改善前
「格安で清掃します」
「他社より安いです」
「実績多数」
弱い。
比較される。
14|改善後
「事故を減らす」
「再施工率1%未満」
「報告即日提出」
比較されない。
目的が違う。
15|ABテスト例
A:クレーム削減
B:事故防止
返信率が違う。
送るたびに改善する。
16|建設会社版
件名:現場後の手直し削減について
現場引渡し後の軽微な補修は、
利益を削ります。
弊社では
最終清掃と同時に
補修確認を行っております。
手直し削減を目的とした
施工連携のご提案です。
17|クリニック版
件名:院内エアコン衛生管理のご提案
患者様の安心感は
空気環境で決まります。
定期洗浄設計で
衛生基準を維持する方法をご説明します。
18|施設版
件名:施設清掃の事故防止設計
転倒事故防止を目的とした
床面管理のご提案です。
19|不動産会社版
件名:空室回転率向上の施工設計
退去後施工スピードを上げる
連携設計のご提案です。
20|この部の結論
売り込むな。
恐怖を共有しろ。
解決を提示しろ。
1枚で終わらせろ。
第四部|電話対応 完全設計
― 電話は営業ではない、選別である ―
1|電話の本質を間違えるな
電話は売る場所ではない。
目的は一つ。
面談の許可を取ること。
契約を迫るな。
説明しすぎるな。
熱くなるな。
電話は入口。
2|電話が怖い理由
怖いのは相手ではない。
・断られる
・冷たい対応
・迷惑がられる
これが怖いだけ。
だが理解しろ。
法人は毎日営業電話を受けている。
拒否は日常だ。
人格否定ではない。
3|電話の基本構造
電話はこの順番。
① 名乗る
② 用件を短く言う
③ 相手の時間確認
④ 目的を伝える
⑤ 面談打診
この順番を崩すな。
4|受付突破 完全トーク
■ パターン①:受付が出た場合
あなた:
「お忙しいところ失礼します。〇〇と申します。
原状回復の事故防止設計についてのご提案でお電話しました。」
受付:
「営業ですか?」
あなた:
「売り込みではなく、御社のクレーム削減に関する情報共有です。
社長様、もしくはご担当責任者様に一度お話できればと思いまして。」
ここで重要なのは
“営業”と言われても否定しない。
言い換える。
売り込みではなく、情報共有。
■ 受付が断る場合
受付:
「間に合っています。」
あなた:
「承知しました。差し支えなければ、
今後事故削減に関する情報だけでもお届けしてもよろしいでしょうか?」
“完全拒否”にしない。
逃げ道を残す。
5|社長に繋がった瞬間の対応
ここが最重要。
緊張するな。
短くいけ。
■ 社長対応トーク全文
あなた:
「突然失礼します。〇〇と申します。
御社の原状回復後クレーム削減設計について
情報共有できればと思いお電話しました。」
社長:
「営業?」
あなた:
「売り込みではありません。
事故を減らす工程設計の共有です。」
社長:
「何分かかる?」
あなた:
「5分ほどです。」
“短い”と言え。
6|面談獲得トーク
社長:
「内容は?」
あなた:
「原状回復後の軽微な再施工を減らすために、
工程と報告を標準化する設計です。」
社長:
「で?」
あなた:
「一度15分だけ、
具体例をご説明できればと思っています。」
“具体例”という言葉は強い。
7|断られた時の返し
社長:
「今はいい。」
あなた:
「承知しました。
では半年後に改めてご連絡してもよろしいでしょうか?」
未来に残せ。
ゼロで終わるな。
8|NGワード集
言ってはいけない。
・御社のために
・ぜひお願いします
・お安くします
・他社より安い
法人は“安さ”では動かない。
“安心”で動く。
9|電話の心理設計
社長が電話で判断しているのは3つ。
① 怪しくないか
② 面倒じゃないか
③ 時間を奪われないか
だから
・短く
・売らず
・具体的に
これだけ守れ。
10|電話のKPI
100社送る。
返信3%でも3社。
電話で面談化30%なら1件。
数字で見ろ。
感情で判断するな。
11|電話で崩れる人の特徴
・説明しすぎる
・緊張して早口
・沈黙が怖い
・値段を言ってしまう
価格は面談で。
電話で出すな。
12|この部の結論
電話は営業ではない。
“面談許可取り”だ。
熱くなるな。
説明するな。
売るな。
短く、静かに、淡々と。
第五部|面談シナリオ完全版
― 決裁者はどう動くか ―
1|面談の目的を間違えるな
面談の目的は契約ではない。
「試しに1件」
ここを取れれば勝ち。
いきなり継続は狙うな。
枠提案は後。
まずテスト案件。
2|面談の基本構造
面談はこの順番。
① 雑談
② 問題共有
③ 現状確認
④ 解決設計提示
⑤ テスト打診
順番を崩すと失敗する。
3|最初の3分(空気を作る)
座った瞬間に売るな。
■ 導入トーク
あなた:
「本日はありがとうございます。
売り込みではなく、情報共有のつもりで来ました。」
社長はここで安心する。
営業臭を消せ。
あなた:
「御社では原状回復後の軽微な手直しやクレームはどれくらいありますか?」
質問で始める。
説明するな。
4|ヒアリング10問(全文)
- 再施工は月何件ありますか?
- 原因は何が多いですか?
- 写真報告はありますか?
- チェック体制はありますか?
- 外注比率は?
- 担当者様の負担は?
- 事故は何が多い?
- 退去後から完了までの日数は?
- クレームで一番困ることは?
- 理想の状態は?
質問で気づかせる。
あなたが答えを言うな。
社長に言わせろ。
5|解決設計提示
ヒアリング後に初めて話す。
あなた:
「お話を聞いていると、
問題は“工程確認”と“報告”に集中しているようです。」
まとめる。
あなた:
「弊社では
・施工前確認
・工程写真
・完了チェック
を標準化しています。」
短く。
6|価格を言うな
社長:
「いくら?」
あなた:
「案件規模によりますが、
単価で勝負する設計ではありません。」
価格競争に入るな。
7|テスト打診(最重要)
あなた:
「まずは1件、
試しに入らせていただけませんか?」
ここで初めてお願いする。
継続ではない。
テスト。
心理的ハードルを下げる。
8|その場で決めさせない理由
社長:
「検討する。」
あなた:
「承知しました。
来週一度お電話差し上げます。」
必ず次アクションを決める。
放置は死。
9|面談失敗パターン
・自社説明ばかり
・実績自慢
・安さアピール
・長話
社長は
「この人、面倒」
と思った瞬間に終わる。
10|決裁者の心理
決裁者は
・失敗したくない
・責任を取りたくない
・余計なことを増やしたくない
だから
“試しに1件”
これが最強。
11|枠提案はまだ早い
1件成功後に言う。
「継続前提で回せるよう設計しますか?」
順番を守れ。
12|この部の結論
面談は
売る場所ではない。
気づかせる場所。
決めさせるのではなく、
“決めやすくする”。
テスト1件。
これが全て。
第五部|法人別FAXテンプレ完全版
― 相手が変われば言葉も変わる ―
① 管理会社版(原状回復)
■ FAX本文(完成版)
件名:原状回復後のクレーム削減設計のご提案
〇〇管理株式会社
ご担当責任者様
突然のFAX失礼いたします。
退去後の軽微な再施工やクレームは、
御社の信頼低下や担当者様の負担増に直結します。
弊社では原状回復施工時に
・施工前確認
・工程写真提出
・完了チェックシート
・再発防止確認
を標準化しております。
売り込みではありません。
御社の負担軽減に繋がる可能性があるため、
一度15分だけお時間を頂ければ幸いです。
代表 〇〇
■ 狙い
“事故”と“信頼”を直撃。
価格に触れない。
■ 刺さる心理
管理会社は
・オーナーからの信頼
・再施工コスト
・担当者の負担
この3つで動く。
■ NG例
「他社より安いです」
「迅速対応します」
弱い。
差別化にならない。
② 建設会社版(引渡し後補修)
■ FAX本文
件名:引渡し後の手直し削減設計のご提案
〇〇建設株式会社
現場責任者様
突然のご連絡失礼いたします。
引渡し後の軽微な補修や再施工は、
現場利益を確実に削ります。
弊社では最終清掃と同時に
・施工残チェック
・写真報告
・補修確認
を行う工程設計を導入しております。
売り込みではありません。
手直し削減に繋がる可能性があるため、
一度情報共有の機会を頂ければ幸いです。
■ 狙い
“利益を削る”に触れる。
建設会社は利益で動く。
■ 刺さる心理
・粗利確保
・現場トラブル回避
・工程遅延防止
■ NG例
「丁寧に清掃します」
弱すぎる。
③ 不動産会社版(空室回転)
■ FAX本文
件名:空室回転率向上の施工設計について
〇〇不動産株式会社
ご担当者様
退去後から入居までの期間短縮は、
収益に直結します。
弊社では
・即日見積
・工程固定化
・完了即報告
を標準化しております。
御社の回転率向上に寄与できる可能性があるため、
一度ご説明の機会を頂ければ幸いです。
■ 狙い
“回転率=収益”
直球で刺す。
■ 刺さる心理
・空室損失
・オーナー満足度
・入居スピード
④ クリニック版(衛生管理)
■ FAX本文
件名:院内空気環境維持の定期設計のご提案
〇〇クリニック
院長先生
突然のご連絡失礼いたします。
院内の空気環境は、
患者様の安心感に直結します。
弊社ではエアコン内部洗浄を
・定期管理
・報告写真提出
・フィルター管理
まで含めて設計しております。
営業ではなく、
衛生維持設計の情報共有です。
■ 狙い
“患者の安心”に触れる。
価格ではない。
⑤ 介護施設版(事故防止)
■ FAX本文
件名:床面清掃による転倒事故防止設計
〇〇介護施設
施設長様
床面の滑りや汚れは、
転倒事故の原因になります。
弊社では
・滑り防止洗浄
・ワックス設計
・定期点検
を標準化しております。
事故防止の観点で一度ご説明の機会を頂ければ幸いです。
■ 狙い
“事故”を直撃。
施設は事故が最大リスク。
重要まとめ
法人別に変わるのは
“恐怖”
管理会社 → クレーム
建設会社 → 利益
不動産 → 回転率
クリニック → 患者安心
施設 → 事故
言葉を変えろ。
第六部|失敗例と成功例の心理解剖
― なぜ同じFAXで結果が違うのか ―
1|送ってもゼロだった事例
■ 状況
・100社送付
・返信ゼロ
・電話なし
■ FAX内容
「清掃業者のご案内」
「他社より安価」
「迅速対応」
■ 本人の感情
「法人は難しい」
「やっぱり紹介が一番」
解剖
これはFAXが悪いのではない。
“視点”が間違っている。
このFAXは
自分の話しかしていない。
法人は自社の問題にしか興味がない。
安さは問題解決ではない。
安さは比較対象になる。
だからゼロ。
2|返信率3%になった事例
■ 改善内容
件名変更。
「原状回復後のクレーム削減設計」
■ 結果
100社 → 3件返信
面談1件
解剖
件名で“恐怖”に触れた。
価格を消した。
売り込みを消した。
法人は
「これは自分の問題か?」
で読むか決める。
そこに触れた瞬間、
反応は生まれる。
3|返信率8%になった事例
■ 改善内容
箇条書きで具体化。
・施工前確認
・工程写真提出
・完了チェック
抽象を削除。
■ 結果
100社 → 8件返信
面談3件
成約1件
解剖
具体は信用を生む。
抽象は疑いを生む。
“丁寧に施工します”は嘘くさい。
“工程写真提出”は嘘をつきにくい。
具体が増えるほど、
警戒は下がる。
4|失敗する人の共通点
・1回でやめる
・改善しない
・感情で判断する
・送付数が少ない
法人集客は
“数 × 改善”
感情は不要。
5|成功する人の共通点
・最低100社送る
・件名を3パターン試す
・返信率を記録する
・電話トークを固定化する
成功者は感情ではなく数字を見る。
6|電話で失敗した事例
■ 内容
電話で説明しすぎた。
価格を言った。
長く話した。
■ 結果
面談ゼロ。
解剖
電話は売る場所ではない。
“許可を取る場所”。
説明は面談で。
電話で熱くなるな。
7|面談で失敗した事例
■ 内容
自社説明10分。
実績自慢。
価格勝負。
■ 結果
検討 → 連絡なし。
解剖
社長は
自分の問題しか聞いていない。
あなたの話は興味がない。
質問で気づかせる。
これが設計。
8|テスト1件が取れた事例
■ 内容
「まずは1件試しに」
■ 結果
1件成功 → 継続化
解剖
人は
小さな決断はしやすい。
大きな決断は避ける。
だから
“継続契約”を最初に出すな。
9|価格競争に落ちた事例
■ 内容
「他社より安くします」
■ 結果
値下げ競争
利益なし
解剖
価格を武器にすると
価格で殺される。
恐怖に触れた業者は
価格で比較されない。
10|この章の核心
法人集客は
テクニックではない。
心理設計。
相手の恐怖
相手の責任
相手の負担
これに触れた瞬間、
営業ではなくなる。
第七部|ABテスト設計とKPI完全管理
― 感情でやるな。数で回せ ―
1|法人集客は“才能”ではない
よくある誤解。
「営業が得意じゃないから無理」
「自分は話すのが苦手」
「法人は難しい」
違う。
法人集客は才能ではない。
テストの回数 × 改善回数
これだけ。
上手い人と下手な人の差は
“試行回数”だけ。
2|FAXは一発勝負ではない
100社送って返信ゼロ。
ここで止まる人は一生止まる。
見るべきはここ。
・件名は何だったか
・1行目は何だったか
・数字は入っていたか
・売り込み臭はあったか
1つ変える。
また100送る。
これがABテスト。
3|ABテストの基本設計
テストは同時にやる。
例:
A:件名「クレーム削減設計」
B:件名「再施工率1%未満」
本文は同じ。
結果を見る。
返信率を比較。
勝った方を残す。
4|絶対に同時に変えるな
よくある失敗。
件名も本文も全部変える。
それでは何が良かったかわからない。
変えるのは1要素だけ。
これが鉄則。
5|最低送付数
少なすぎるとデータにならない。
目安:
最低100社
理想200社
返信率3%なら3件。
6%なら6件。
数字で判断する。
6|法人集客のKPI設計
見るべき数字は5つ。
① 送付数
② 返信率
③ 電話接続率
④ 面談率
⑤ 成約率
感情は不要。
数字だけ見る。
7|基準値
目安はこう。
返信率:3〜8%
面談化率:30〜50%
成約率:20〜40%
これ以下なら改善。
これ以上なら拡大。
8|改善の順番
返信が少ない → 件名改善
電話で落ちる → トーク改善
面談で落ちる → ヒアリング改善
成約しない → テスト提案不足
問題は必ず特定できる。
9|感情経営を捨てろ
「今日は反応が悪い」
「法人は難しい」
感情はノイズ。
法人は数字。
今日はたまたまゼロ。
来週は3件。
揺れるな。
10|KPI管理表(実物設計)
管理表はこう作る。
月間送付数
返信数
電話数
面談数
成約数
案件単価
継続率
これを毎月見る。
“なんとなく”は破滅。
11|返信率が低い時の処方箋
・恐怖に触れていない
・抽象的すぎる
・売り込み臭
・数字がない
改善はここから。
12|面談率が低い時
電話で話しすぎている。
目的は15分確保。
売るな。
13|成約率が低い時
テスト提案をしていない。
いきなり継続を言っている。
順番が違う。
14|数字が安定したら
ここで初めて拡大。
送付数を増やす。
横展開する。
法人集客は
“再現性のある機械”
になる。
15|この章の結論
法人集客は
感情を殺せば
必ず伸びる。
恐怖に触れる。
数字で回す。
改善する。
これだけ。
長々と分析の話をしてきたが、安心してほしい。
ここまで
・ABテスト
・返信率
・改善
・数字管理
と、かなり現実的な話をしてきた。
正直に言う。
ここを全部、自力でゼロからやるのはしんどい。
時間もかかる。
お金もかかる。
精神も削られる。
だから安心してほしい。
あなたは、ここまで遠回りしなくていい。
僕は、もうその時間を使った。
返信ゼロの月もあった。
100社送って音沙汰なしもあった。
電話で冷たく切られたこともある。
面談で全否定されたこともある。
でもその全部を記録した。
件名を変えた。
1行目を変えた。
数字を入れた。
削った。
足した。
何百通と送った。
その結果、
“反応が安定する型”が完成した。
だからあなたは、無心でやればいい。
テストをするな、という意味ではない。
だが、ゼロから探す必要はない。
順番は決まっている。
① このDMをそのまま送る
② 100社送る
③ 数字を見る
④ 改善する
これだけ。
余計なアレンジはするな。
まずは型通りやれ。
■ 最も反響があったDM(原文)

FAX送信のご案内
株式会社 〇〇
代表者様/工事責任者様
引渡し後の「汚れ指摘・クレーム」を減らす
写真報告つき 仕上げ清掃(空室/原状回復)
突然のFAX失礼いたします。内装・原状回復の現場で「清掃の出来」が原因の手直し・指摘が出ないよう、作業手順と報告(写真)を統一した仕上げ清掃を行っています。
現場で、こんなことはありませんか?
・検査・引渡し直前に「汚れ残り」の指摘が出る
・再清掃/是正で現場の段取りが崩れる(担当の負担が増える)
・清掃の品質が「人」でブレる(当たり外れが出る)
・完了写真や報告がなく、説明・証跡が残らない
当社の標準フロー(報告までセット)
作業前確認 → 作業 → 写真提出 → 完了報告
※ 写真は「部屋別・箇所別」で提出。是正依頼が出た場合も同じフォーマットで即対応。
まずは施工事例と「完了報告書サンプル」だけご確認ください(営業電話はいたしません)
返信欄(チェック返信/FAX返送)
□ 1室だけテスト清掃の相談(空室/原状回復)
□ 報告書サンプル(写真付き)を見たい(QRで確認できます)
□ 見積が欲しい(物件種別:______)
会社名:______ 担当者名:______ TEL:______ ご連絡希望:□電話 □メール □LINE
株式会社〇〇クリーン(仕上げ清掃)
担当:〇〇 TEL:00-0000-0000
FAX:00-0000-0000 メール:info@example.jp
短縮URL:example.com/clean(施工事例/報告書)
対応:空室清掃/原状回復後清掃/引渡し前清掃
対応エリア:〇〇県(近隣は要相談)
今後FAX不要の場合はお手数ですが 【 】までご返信下さい。
今後は一切配信されないようにいたします。大変申し訳ございませんでした。
なぜこれが強いのか
・価格に触れていない
・恐怖に触れている
・具体がある
・売り込みを否定している
・短い
そして何より、
“相手の立場”で書いている。
もう一度言う。
あなたはゼロから発明しなくていい。
この型は、
時間と金を使って磨いた。
だから、
黙って送れ。
100社送れ。
感情を入れるな。
改善はその後だ。
✍️ 実践ワーク
ワーク1:問い合わせ返信テンプレ(コピペ用)
- ありがとうございます。状況を確認するために3点だけ教えてください。
1)【汚れ/場所】
2)【希望日時】
3)【写真の有無】 - いただければ、最適プランと概算をお送りします。
ワーク2:見積テンプレ(項目)
- 作業内容:【 】
- 作業時間:【 】
- 金額(税込):【 】
- 注意点:【 】
- 有効期限:【 】
ワーク3:提案テンプレ(3段構え)
- 結論:今回は【A案】が最適です。
- 理由:理由は【起こりうる損失が発生するため】です。
- 次の一手:次回から【継続/予防】で【リスクを減らす具体的内容】を実施すると安定します。
✅ 実装チェック
□ 今月FAX100社送信
□ 改善後に100社送信
□ 返信テンプレ完成
□ 見積テンプレ完成
□ 提案テンプレ完成
特典資料
🎁 この章の実践ツール
FAXDM 原状回復工事 清掃
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このツールを使わない限り、講座は完成しません。
